「お手伝いしたら〇〇円」いいの?わるいの?

子育て

お手伝いは何のためにするのか

お手伝いの先にあるものは何でしょう?
  • 子供の成長に良いと言われている。自己肯定感、自立心、責任感など。
  • 将来困らないように。
  • 本人がやりたがるから。
  • 家事が回らない!手伝って!

お子さんを想ってのことかもしれませんし、仕事面、体力面、子どもたちの休日など「もう無理で~す!」となり、お願いする場面もありますよね。

ですが結局のところ「やる子はやるし、やらない子はやらない」「できる子はできるし、できなくてもなんとかなる」なんですよね。

年齢だけの問題でもなく、子どもによって興味も違えばできることも違います。
見守る親の方も、その時々で余裕があるなしの状況は違います。

なので、やりたがるなら簡単なものからできることをして、今は余裕ないってときはまた今度ね、と。
できたことを一緒に喜べたらよしとしようと思っています。
そうして次に繋がっていくことを、大事にしています。

お手伝いは何歳から?

16歳差5人の子育てをしていて、お手伝いには年齢は関係ないと考えています。
18歳男の子、11歳女の子、8歳男の子、5歳男の子、2歳女の子、全員何かしらお手伝いをしています。これは子だくさんになる前からです。

家族みんなで生活しているお家です。家族みんなで快適に過ごしやすくするために協力しましょうね。』と言っています。

家事担当は母親である私ですが、単にお母さんの家事負担を軽減させようと思うのなら、お手伝いをさせる、というのは正直非効率なのです。

「自分のできることは自分で。お家のできることも協力しましょう。」
“お母さんのお仕事を手伝った”のではなく、あくまでも自分たちの身の回りのことをしたまで。
当たり前のことを、お互い気持ちよくこなしていければいいと考えています。

2歳児に至っては、おままごとセットを購入した際、自分もお手伝いに参加できた気持ちになったようで嬉しそうでした。

どんなお手伝い?

基本的には本人がやりたいと意欲を見せたものをやってもらいます。

料理中に材料を切るのは、みんなよくやりたがる人気お手伝いです。
18歳長男も魚をさばくのが好きでよくやってくれます。
小さい子は、粉ものを混ぜたり胡麻をするのとかも好きですね。

やりたくなさそうな時は無理強いはせず、得意不得意を考慮すると取り組みやすいです。

お姉ちゃんだから、お兄ちゃんだから、と負担を強いられていると感じないように工夫しています。
意欲的に取り組めなくなるのは残念なので。

下の兄弟を見守る、飼っている犬のお世話、生活のいろんな場面で協力し合っています。
そんなことできるようになったのね~と思うだけで母は感動してしまいます。

「やってくれないと困る」と思っていると、どうしても自分のやり方を押し付けてしまったり、「ちゃんとやってよ!」とイライラしてしまうので避けた方が無難です。

「お手伝い=お金」ってどう?

私が小学生の頃、おばあちゃんが「いつもお手伝いして偉いね。」とお小遣いを握らせてくれたのを覚えています。
なんだか甘えられず遠慮していました。
お皿を洗うことは特別なことでもなくお小遣いをもらってもいいのだろうかと思ったからです。

今思えばおばあちゃんは頑張っている孫にお小遣いをあげたかっただけなのかもしれませんね。

ですがこの考え方は、母親になった今でも変わっていません。

なので、お手伝いしたら〇〇円などは特にしていません。
お金をもらえるからお手伝いする。
お手伝い=お金」には、ならない方がいいかなと思っています。

ただ、目標のためにお金を貯めるからという理由は有りにしています。
お子さんに合ったやり方でお手伝いが苦にならないようにできれば、そのうち身の回りのことを自分事として考えていけるようになると感じます。

まとめ

料理のお手伝いなど危険が伴うことはもちろん気を付ける必要がありますが、やり方はある程度本人に任せています。
洗濯物をしまう場所を間違えても、たたみ方がきれいじゃなくてもよしとしよう。
「せっかくやったのに文句言われたくないよ。」って思うんですよね。

やり切ったことで自信に~、自己肯定感が~、責任感~、自立心が。。。
という事も言われているようですが、難しい理論立てて子育てする余裕は無かったように思います。

我が家の長男は高校卒業目前です。
すでに親の手から離れつつある過程を遡ると、一緒に何かをする時間は限られていたという事です。

あんまり難しいことは考えずに、子どもと一緒に過ごせる時間を大切にしたい。
子どもの「やりたい」を大事にしてあげたいな、という親心ですね。

お手伝いは、お子さんの成長を感じるもののひとつだと思います。
おおらかな気持ちで、ひとつひとつできたことを一緒に喜んでいけたら、と堪えることも多いですが。
ゆったり朗らか母さんを目標に、子どもとの日々の暮らしを大事にしていきたいです。

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